そんな時、HSS型HSPという特性を知り、初めて「自分」を知ることができました。
・繊細さん、HSPの方
・自分の性格がわからない方
・2面性や矛盾に苦しんでいる方
・自分の性格を上手く人に伝えられない方
・HSPの4つの特徴
・自分はHSP?セルフチェックの方法
・【好奇心旺盛なのに1人が好き】HSS型HSPの特徴
・心の矛盾から解放される方法
を解説します。
HSS型HSPである筆者が解説します♪
今回の記事で1人でも多くの方が自分の性格・特徴を理解して、心の矛盾から解放されるきっかけになると嬉しいです。
繊細さんが初めに読む本としておすすめです♪
【HSPについて】特徴とセルフチェック方法
「HSPは病院に行っても診断書は出ませんし、病気ではない」ということです。
HSPは生まれつきもった、気質です。
ですので、これからお伝えするHSPの特徴やセルフチェックで
自分がHSPだった時に落ち込まないようにして下さい。
HSPはその特徴をしっかり理解して、環境を整えれば人一倍、幸せや能力を発揮することができます。
一緒に少しずつ自分の性格と特徴を知っていきましょう!
HSPの4つの特徴
D:情報を深く考えて処理する(Depth of processing)O:過剰に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)E:感情の反応が全体的に強く、共感力が特に高い(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)S:わずかな刺激にも気づく(being aware of Subtle Stimuli)
アーロン博士は「これら4つの要素全てに当てはまる方はHSPである」としています。
例えば筆者は
▷小さな表情の変化や仕草から、相手の感情を深く読み取ることができる。
そのため、場の空気や相手の機嫌が悪いと、空気や機嫌を良くしようと必要以上に頑張り疲れてしまう。
▷上司が様子を見にきて肩を叩いた時、ビックっと必要以上にびっくりする。
▷先生や上司に見られた状態でテストや仕事をすると、緊張して普段の実力が発揮できない。
▷映画やドラマで主人公の気持ちに感情移入して、自分のことのように涙を流したり、嬉しい気持ちになる。
▷知人の香水の匂いが変わるとすぐにわかる。
▷相手の僅かな表情や声色、行動で機嫌の変化がわかる。
「職場で機嫌の悪い人がいると気になる」
「人と長時間一緒にいると、疲れてしまう」
「小さなミスに気づいて仕事に時間がかかる」
など思い当たる節がある方は、
という方に向けて、次にセルフチェックの方法をお伝えします。
自分はHSP?セルフチェックの方法
「まだ自分がHSPか分からないな」「自分がHSPなのかより詳しく知りたい」という方は以下のサイトでセルフチェックしてみましょう。
Are You Highly Sensitive?
すこしでも当てはまったらボックスにチェックを入れ、あまり当てはまらない、あるいはまったく当てはまらない場合はチェックを入れないで下さい。
内容一部
・忙しい日々が続くと、ベットや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所に引きこもりたくなる
・カフェインに敏感に反応する
・豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
・美術や音楽に深く心動かされる
・時々神経が擦り切ったように感じ、1人になりたくなる
・とても良心的である
・短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
人が何か不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(例えば電灯の明るさを調節したり、席を変えるなど)
・一度にたくさんのことを頼まれるのが嫌だ
・暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
・あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
・デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
・同時に自分の中でたくさんのことが進行すると気分が悪くなる
・大きな音や雑然とした状況など強い刺激に悩まされる
・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
※14以上の質問に「はい」と答えたあなたは、おそらくHSPです。ただ、どのような心理テストも不正確な所があり、あくまでも自分自身の生活に基づいて判断しましょう。
セルフチェックを行うと「HSPかどうか」だけでなく、HSPの4つの特徴の中の、どの要素が自分は強いのかを理解することができます。
例えば筆者は、「環境や他人の影響を受けやすい」「たくさんのを処理するのが苦手」などの特徴があると、自分の特徴を細かく知ることができました♪
「この診断でHSPと決めつけないでほしいと」いうことです。いくつかの情報を得てから、判断しましょう。
【好奇心旺盛なのに1人が好き】HSS型HSPの特徴
HSPにはさらに4つの分類があります。
繊細さん・敏感さんと聞くと、1人が好きで内向型だと思いがちですが、HSPさんの中には外向型な方もいます。そして、刺激に弱いはずなのに、刺激を求めてしまうHSPさんもいるのです。
それがHSS型HSPです。
HSS型HSP・HSE・HSS型HSEのように「刺激に対してポジティブ」「外向的」だとしても、HSPの特徴は変わりません。外向的でも1人の時間で考え込むし、強く共感します。
しかし、HSPの気質を持っていながら外向的で明るく刺激を求めるHSS型HSPさんは
「外交的なのに、家に帰るどっと疲れる」という特徴があります。
そのため「自分の性格が分からない」「自分の二面性に罪悪感を抱く」など人知れず苦んでしまうのです。
筆者も自己分析しても、2面性を持っているため「本当の自分が分からない」と苦しんでいました。
次にHSS型HSPの特徴を解説します。
HSS型HSPの特徴
HSS型HSPは、好奇心旺盛なのに傷つきやすい。複雑な特性を持て余し豊かな才能を持つとされています。
HSSも、HSPと同様に意識的に行なっているものではなく、生まれながらに備え持っている神経システムなのです。
HSS型HSPさんは以下のような特徴があります。
より詳しく知りたい方はこちらのホームページがおすすめです。
・家でおとなしくしていられず、刺激を求めるが、外に出たら出たで疲れる
・はたから見ると元気、社交的、外交的、集中力がある、優しい、穏やか、寛大などと評価が高いが、自分はそうでないと知っているので他人の高評価が受け入れられない。
・周りの人には敏感だと思われていない
・人とすぐに仲良くなれるが、少し付き合うと距離ができる
・あらゆることに興味を持つが、ゴールまでいかないうちに気持ちが移る
・自分のヒラメキの素晴らしさに感動するが、実行に移せないヒラメキが溜まっている
(https://hsphsslabo.com/ HSP/HSS LABO 「HSS型HSPの特長」より一部抜粋)
HSS型HSPのみなさんは、新しい趣味を始めたり、新たなコミュニティーで価値観の違う方と交流することが好きです。そのため、はたから見ると、社交的・外交的と思われることも多くあります。
筆者も新しいことに挑戦するのは大好きで、留学や海外旅行、ボランティアなど非日常を経験してきました。
HSS型HSPの悩みとは?
たくさんのことに興味を持って、挑戦するのが大好き。
これだけ聞くと、HSPではないのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか。
HSS型HSPさんは、HSPの特性もしっかり兼ね備えています。
HSS型HSPさんは以下のような経験があるかもしれません。
【HSS型の特性により】
・新しいことを知るのが好きで、新たな情報を収集するために検索したり、外に出たいと思う。
⬇︎
新たな情報を求めて外に向かい、さまざまな刺激に接触する。
⬇︎
そうすると、、、
【HSPの特性により】
・たくさんの人と交流する中で、相手の気分や雰囲気に影響を受け傷ついてしまう。
このように、HSS型の特性により刺激を求めるが、繊細で感受性が豊かというHSPの特性も兼ね備えているため、この2つの特性の矛盾に苦しんでしまうのです。
筆者は新しい経験が大好きなのに、HSP特性によって疲れたり傷ついてしまう。だけど、HSPを理由に挑戦を諦めたくありません!
最後に、矛盾に苦しむHSS型HSPさんが心の矛盾から解放される方法をお伝えします。
自分の本音を大切にして、心の矛盾から解放される方法2つ
HSS型HSPさんが心の矛盾から解放される方法は
「自分の本音を大切にする」「小さなこうしたいから叶える」です。
これは、繊細さんにも共通することですが
繊細さんが、自分のままで元気に生きる鍵は「お昼寝したい」「あの人苦手」「今日は残業せずに帰りたい」などの「こうしたい」を大切にすることにあります。
自分の心に耳を傾けて「こうしたい」という思いをしっかり感じ取ってあげる。
そして、1つ1つの思いを叶えようと行動することで「私はこれが好き」「これは苦手」と自分の軸が太く強くなっていくのです。
自分の本音を大切にすることで、ちょっとした幸せも感じ取れる繊細な感性を持ったまま
嫌なものや苦手なものを流すことができるようになります。
それでは、具体的な方法を3つお伝えします。
こちらの本を参考にしました!
自分の本音を大切にする
繊細さんが心の矛盾から解放される方法1つ目は「自分の本音を大切にする」です。
繊細さんは世間の声やまわりの人のニーズの影響を受けやすくなっています。
そのため、自分の本音と世間の声を、注意深く見極める必要があるのです。
「転職したいけど、今のままでいいかな」「海外に行きたいけど、危険なのかな」と考える時、どれが本音なのか意識したことがない、分からないという方が繊細さんには多いのではないでしょうか?
そのため、繊細さんは「自分の心に向き合い本音に耳を傾けること」が大切なのです。
・言葉を手がかりに読み解く
・繊細な感覚を感じること
・自分自身と対話をすること
次に、具体的な方法をお伝えします。
言葉を手がかりに読み解く
1つ目の方法は「言葉を手がかりに読み解く」です。
具体的な方法は
「こうしたい」か「こうしなきゃ」どちらなのかで本音を見分けます。
✔︎こうしなきゃ:世間の声。本当はそうしたくないということ
例えば、「家に帰って早く寝たいけど、飲み会にいかなきゃ」の場合
「家に帰って早く寝たい」は「〜したい」で本音。
「飲み会に行かなきゃ」は「〜しなきゃ」なので、本当はいきたくない。
まずは、このように日常で感じる小さな「〜したい」と「〜しなきゃ」という心の声に耳を傾けましょう。
繊細な感覚を感じる
先ほど「〜したい」が本音であるとお伝えしましたが
口では「こうしたい」と言っていても、本心ではない場合があります。
例えば、「疲れて休みたいけど、資格の勉強をしなきゃいけない」場合
こんなふうに「〜したい」と言いつつ体が動かない時は、「こうしたい」と思うときの体の状態を感じてみてください。
この時
✔︎暗い気分になる
✔︎義務感がある
場合は、本当はやりたくないのです。
それでは本当にやりたいことはなんでしょうか?
「本当は疲れていて寝たい」「ゴロゴロしてリラックスしたい」
繊細さんは、疲れ果てているのに頑張ろうとしてしまうことが多くあります。
まずは、「眠る」「休む」などやりたいことをして、心身にエネルギーを溜めましょう。
そうすれば、自然と何かをしたくなります。
しかし「できるなら私も休みたい!でもそれって怠けているだけじゃなの?」
と感じてしまう方も多いのではないでしょうか?
筆者は、頻繁にそう感じていました。
ですが、まずは本音を大切にして下さい。
怠けていません。今、本音を大切にすることが、この先より元気に生活できるのに繋がります。
自分と会話する
本音を知る方法3つ目は「自分と会話する」です。
具体的な方法は
②イメージした幼い自分に、迷っていることを聞いてみる。
①で誰に対しても「イヤ!」と言っていた幼い頃を思い出します。
②で「イヤ!」と言えた幼い自分に、今自分が悩んでいることを聞いてみることで
自分の本心がわかります。
質問する時は、幼い子に話すので「資格の勉強したい?」「転職したい?」
と「ヤダ!」「したい!」と単語で返せるようにしましょう。
もし「イメージはできたけど、答えてくれない」「子供は拗ねている」という時は、何回か聞いてあげて下さい。長年、自分の本音を押し込めていて素直にれないからです。
筆者は幼い私に
「仕事辞めたい?」と聞くと「辞めたい!」というのに
「転職したい?」と聞くと拗ねてしまいました。
ですが、何度か聞いているうちに「転職はしたいけど、、。」と少しずつ素直になってくれました♪
小さなこうしたいを叶える
ぜひひとつずつ叶えてあげましょう。初めは「仕事を辞めたい」「海外に住みたい」のように大きな決断は難しいかもしれません。なので、まずは小さな本音から叶えてみましょう。「あの人苦手だな」と感じたら、自分からは近づかない。
「ゴロゴロしたいな」と思ったら、思う存分ゴロゴロして下さい。小さなことからでも自分の本音を叶えると
「世間や周囲にとってどうか」ではなく、「自分にとっていいことは何か」を選ぶ感覚が掴めてきます。自分の好き嫌いがはっきりしてくるのです。好きなカフェでティータイムを楽しむ、天気の良い日にお散歩する、読書する
など小さなことから叶えてみましょう。
日常の嬉しい・楽しい・安心を通して
「私はこうしたい」「こんなふうに生きたい」という軸ができ、大きな決断ができるようになります。
一緒に小さな「こうしたい」を叶えていきましょう♪
まとめ
・自分の性格がわからない方
・2面性や矛盾に苦しんでいる方
・自分の性格を上手く人に伝えられない方
・自分はHSP?セルフチェックの方法
・【好奇心旺盛なのに1人が好き】HSS型HSPの特徴10選
・心の矛盾から解放される方法
を解説しました。
①HSPの4つの特徴
であること。
HSS型HSPは、好奇心旺盛なのに傷つきやすい。
HSS型の特性により刺激を求めるが、繊細で感受性が豊かというHSPの特性も兼ね備えているため、この2つの特性の矛盾に苦しんでしまう。
HSS型HSPさんが心の矛盾から解放される方法は
「自分の本音を大切にする」「小さなこうしたいから叶える」具体的には
自分の心に耳を傾けて「こうしたい」という思いをしっかり感じ取ってあげる。
そして、1つ1つの思いを叶えようと行動することで「私はこれが好き」「これは苦手」と自分の軸が太く強くなっていく。自分の本音を大切にすることで、ちょっとした幸せも感じ取れる繊細な感性を持ったまま
嫌なものや苦手なものを流すことができるようになる。以上を解説しました。
筆者は長年、「自分の本音がわからない」「自分の性格がわからない」と
悩み苦しんできました。
しかし、HSPという気質を知ったことで、初めて「本当の自分」を知ることができました。
もちろんまだまだ心の声がわからない時や本音が言えない時もあります。
ですが、少しずつ「こうしたい」を叶えていこうと前向きな気持ちになることができました。同じように悩んでる方が少しでも前向きになっていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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